こんにちは。
『あなたのカラダは、あなたがつくる』 ボディバランスインストラクターーのayaです。
前回は排卵をうながしたり、生理(月経)への指令をだしているのが、『脳(視床下部)』ですとお話しました。
■脳(視床下部) ⇒ 下垂体 ⇒ 卵巣
指令を受け取った卵巣、その卵巣で分泌された女性ホルモンが子宮に届いて
『今月は受精しなかったので、子宮内膜(赤ちゃんのベッド)はいらなくなったわ。また来月のためにキレイにしておかなくちゃ』
と生理(月経)をうながすのです。
なので、毎月くる生理は『妊娠・出産』するための準備運動とも言えますね。
また、血液を浄化したり内臓を始めとする、からだや心の疲れを取るとも言われています。
女性には、毎月生理(月経)をとおして、からだや心をキレイにする、デトックスできる機能が備わっているのです。
ね!生理(月経)って、ありがたいと思いませんか?
ここからが骨盤のお話ですけど、子宮や卵巣がある場所はどこですか?
そう、骨盤の中ですよね。
では、生理の時に骨盤はどう動いていると思いますか?
実は、ここは学校でも教えてもらっていない部分・・・というより、
解剖学的には骨盤は動かない、正確には関節は動かない(不動関節)と考えられていたのですが(今はだいぶ進歩してるようですが。。。)しっかり動いています。
どこが動いているかというと『仙腸関節』(せんちょうかんせつ)
この関節がゆるむことで骨盤は開き、締まることで骨盤は閉じるのです。
生理とは、不要となった子宮内膜を外に排出することですよね。
つまり、骨盤は開こうとしていくのです。
この開き加減が大切!
大きく開いた場合と、少ししか開かなかった場合、どちらが早くキレイに排出できると思いますか?
もちろん、大きく開いた方が早くキレイに排出できます。
生理2日目に最大に開いて、4日目ですっとキレイに終わる。
これが、理想です♪
生理が1週間も続いているのは、骨盤が開ききれずにいるのかもしれません。
すると子宮内膜も出しきれずに翌月に残ってしまうことも(´;Д;`)
よく『ドロっと経血』ってCMで言ったりしてますが、当月にすっきりキレイに排出できていればドロっと経血はでなくて、サラサラとした経血となります。
では、今までのまとめ。
生理(月経)とはなにか?
★『赤ちゃんを産むためのベッド(子宮内膜)が不要になって流れ出たもの』
指令をだしているのはどこか?
★『脳(視床下部)⇒下垂体』
その時の骨盤は?
★『開こうとする』
さぁ、ここから女性ホルモンとの関係、生理痛との関係がみえてきます^^
つづきは⑤でお送りします。
└生理(月経)とはなにか?⑤
たくさんの女性が、いつも笑顔で健康でいれることを心から願っています。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございました^^