こんにちは。
『あなたのカラダは、あなたがつくる』 ボディバランスインストラクターのayaです。
前回は、『生理の時には骨盤が開こうとする』とお話しました。
よく【骨盤ダイエット】と言って「開いた骨盤がだめなんでしょ?閉まっている方がいいんですよね。」と言われる方がいらっしゃるのですが、衝撃の事実!
骨盤が閉まってても太っている人はいたり、逆に、骨盤が開いてても痩せている人はいるということです!
では、骨盤はどうなっているのがいいのか?
それは『しなやかに開閉できる』ことがいいのです。
実際に動くのは、なんども何度も出てくる『仙腸関節』ですが、指令を出しているのは脳(視床下部)
ここの連携が大事なんですね!
排卵から生理(月経)日までは、2週間(14日)。この期間はカラダの中で、このようなことが起きています。
◆例えば、生理痛がひどい人のケースはこんな感じ
【排卵後~数日後】
脳「そろそろ骨盤を開きましょうか~~~」
骨盤「は~い。準備はじめまーす」
【排卵から10日前後たった頃】
脳「まだ開かないですか~~?」
骨盤「いや、頑張って開こうとしてるんですけど思うように動いてくれなくて・・・ミシミシって言ってる感じです」
⇒この状態がからだに表れる「生理痛」のひとつと言われています。
【生理初日(排卵から14日目)~生理2日目】
脳「では、子宮内膜を排泄してくださ~い」
骨盤「・・・はい。ちょっと開き方が中途半端だけどしょうがないですね・・」
【生理4日目】
脳「きれいに排泄できましたか~?」
骨盤「・・・まだです。あと数日かかりそうです・・・(´;Д;`)」
【生理7日目】
脳「次の赤ちゃんのベッドをつくる準備があるので閉じてくださ~い」
骨盤「はい、わかりました。。。(ちょっと残ってるんだけどなぁ)」
子宮の中がきれいに排泄されていないので、翌月に『ドロっと経血』なんて名前で呼ばれてしまうのですね。
他にも卵巣腫瘍や子宮筋腫といった病気になるだけではなく、冷え性や手足のしびれ、顔のほてりや腰痛、神経痛などの原因になると言われています。
この骨盤の動きをさまたげているのは、カラダの使い方!
普段から、仙腸関節が柔軟に動くような使い方をしていれば開閉もスムーズなのですが、ほとんどの方が動かし不足なんです。
例えば【和式トイレ】なんて、動かすのにとてもいいんですよ♪
今ではめっきり減ってしまいましたが、私はこのことを知ってから公衆トイレでみつけると好んではいるようになりました(笑)
空いてますしね^^
レッスンでは、和式トイレは使いませんが(当たり前ですね)
もっと柔軟に動かせる方法をお伝えしたり、頭~背骨~骨盤と流れをよくするような動きをお伝えしています。
『生理痛がなくなった!』は、どの方も効果として一番に体感されます。
女性にとって、ほぼ人生の半分お付き合いする生理(月経)ですので、どうせなら快適に付き合っていきたいですよね♪
そんなカラダは自分で手に入れることができます。
『薬に頼らないで生理痛とサヨナラする』
ぜひ、体験してみてくださいね。
さて、骨盤と生理の関係について書いてきましたが、いよいよ次で最後です。
つづきは⑥でお送りします。
└生理(月経)とはなにか?⑥
たくさんの女性が、いつも笑顔で健康でいれることを心から願っています♪
最後まで、お読みいただきましてありがとうございました^^